東日本大震災復興プロジェクトとしての石巻でのボート製造工場

東日本大震災復興プロジェクトとして、宮城県・石巻市でボート製造工場を立ち上げました。

そして、去る2014年10月14日には、「第一号 Good Go ET180 完成進水式」が行われましたので、ご報告致します。

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各販社社長、理事、代表世話人、世話人、全ての株主の皆様 !!

10月14日、宮城県石巻工場で、第1隻目のボート完成を祝う「Good Go ET 180完成進水式」が、嵐の中、無事に開催されました。全ての行事を通して「天の栄光」が満ち溢れ、当日の朝、神様は二重の濃い虹を見せて祝福して下さいました。この歴史的な行事の成功に至る今日まで、陰になり日向となって支えてくださった全ての株主各位様に心から感謝申しあげます。

10月14日(火)の進水式は8月末の段階で予定された行事であり、私たちにとって「日本での初めて製造されたボートの完成を天地にご報告する」という、極めて重要な行事でした。しかしながら「9月末迄期限付きの工場移転」の要請、「ボートの完成期日がいつになるか」など様々な懸案事項があり、進水式が10月14日に出来るかどうか判断するには難しい状況が続きました。結局、移転先の工場づくり、ボートの完成および「船検」(船舶検査機構による船の検査)も、台風18号の襲来等もあり10月9日までずれ込みました。これに追い打ちをかけるように台風19号が10月14日、石巻に向けて直撃して参りました。

 しかし「10月14日」は私たちにとって特別な日であり、簡単に日程を変更できる日ではありませんでした。・・・奇しくもその同日の2012年「10月14日」は、私たちが地軸の対極に位置するパラグアイ工場で、政府関係者や近隣の方々1000名を招待して「ボート製造出発式」を行った日でもあります。・・・このように、天にとってこの貴重な記念すべき「10月14日」に、「日本で初めてのボート完成進水式」を奉献することは、私たちにとって何事にも代え難いものになっていました。

 日程を内外に発表後、佐藤プロジェクトオーナーも何度も石巻に赴き準備を進めて参りました。当初の予定では50名前後の参加者で開催する予定でしたが、当日は120名以上の方々が嵐をものともせずに集まって下さいました。天が予定された多くの縁ある方々が集まられた事も奇跡ですが、天もこの日に何か決断されたように思われました。14日午前0時、真夜中のテレビ報道では、台風19号が私たちの式典の始まる「12時には石巻を直撃する」と報道しておりました。午前3時には仙台-石巻間の道路は浸水によって遮断されていると報道していました。午前5時30分には「仙台-石巻間の高速バスは運休、石巻の日和山は強風で人が立っていられない状況、日和山の石段には雨水が川になって轟々(ごうごう)と流れている」と実況中継していました。ところが6時のニュースでは「初めて日和山の風が収まり石段の雨水はチョロチョロと流れるまでになった」と報道されました。

 7時、関西から3日間休暇を取って駆けつけて下さった準備チームと私たちが朝食を済ませて出発しようとしたら太陽が微かに顔を出し始めました。何という事でしょうか!「大自然にも心がある」ことを実感致しました。この時、台風はこの石巻を通過しようとしているのです。一行が中瀬マリーナ(ボート工場)に近づくに従って虹も出て参りました。全てのスタッフが集合する9時には、もう一つの虹が工場近くの空に、これでもかと言わんばかりに、空に七色で描いたように強く色濃く、くっきりと出現して参りました。

 一同、見た事のない様な大きな虹に感動し興奮覚めやらぬ虹の撮影会となりました。この頃には遠くから来られた株主の方々が続々と集まって来られました。台風の中から現われた人々の様でした。山形からはボートを一目見たいと言って来られ、見てすぐに帰っていかれた方もおられました。近くのボート専門家もボートを見るために集まって来ました。式典は、黙祷、祝辞(現地教会長・祝祷に代えて)、経過報告、ボート製造チーム紹介、お世話になった方々の紹介、主催者挨拶、ボート聖別、テープカット、玖珠玉割り、万才四唱、写真撮影と続き、予定通り30分間で執り行われました。司会は明正浩理事長で約100人が参加して行われました。式典には本当に重要な方々が参加して下さいました。

1時からは会場を石巻グランドホテルの「天翔の間」に移し、約120名の方々が集って祝賀会が行われました。祝賀会には国会議員や地元議員から多くの祝電も寄せられました。来賓を代表した挨拶の中で千葉伸孝・志津川町前町議会議員は、「南三陸町にFRPボート工業団地を造った、ぜひHWMが進出して来て欲しい、自分もこのボートを買いたい」旨を話されました。その後ボート引渡し式が行われ、小川滋夫社長より二橋克高・桂子夫妻にこの「第一隻目完成ボート」が引き渡されました。

 その後、佐藤プロジェクトオーナーより挨拶を兼ねた経過報告が行われました。2011年3月11日の大震災直後、「震災に対する答として、速くて沈まない船」の日本での製造を天命と受け止め、石巻にボート工場を建設する事を決断したこと、モールド(船型)をアメリカから取り寄せ、地元・宮戸の奥田正行氏にそのモールドを預ってもらうというところから出発したこと、甚大な被害を受けた門脇地区の中で跡形もなく家を流された菅原恵子理事からの、「是非使って下さい」という志を受け菅原理事の宅地跡を工場としながら仙台の森義道HWM宮城社長の助けを借り、電気も水もない状況で池浦哲也夫妻によってボート工場準備が開始されたこと、池浦夫妻を中心に他の方々の協助を受けながら極寒の季節・猛暑の季節を越え造り始めて1年6ヵ月、遂に完成したことなど、今日の完成に至るまでの経過が報告されました。

 記念式典では、地元の郷土芸能「馬っ子山太鼓」、太鼓に合わせた「餅つき」、「餅撒き」、サンファンバチスタ号に因んだ「サンファン音頭」、そして大槻姉妹「サンフラワー」による「花は咲く」の祝歌は、参加者全員の心に浸みわたり感動を与えました。今回は特別に「天艇3号」のオーナーである崔春子女史が、大きな「天艇号3号の写真」をまず象徴的に奉献されました。

 最後に、新しいボート工場敷地のオーナーである門馬寿夫・マリーナ中瀬社長による歓迎の挨拶が行われ全体集合写真で幕を閉じました。前日には河北新報石巻版で私たちのボートプロジェクトを報道して下さり、当日も地元のメディアが駆け付けて下さいました。因みに私たちの「石巻プロジェクト」について21日には副市長にお会いして説明する事になっています。神様は早く早くこのプロジェクトを進めて欲しいと、様々な準備をして下さっています。何人かの方々もボート購入を一日も早く進めることを誓いました。この様にして10・14石巻ボート工場での第一隻目の完成、船体識別番号(事業者コード)取得、新工場出発を祝賀する「Good Go ET18完成進水式」は、奇跡の中で「天の栄光」がゆるぎなく顕現し、新たな歴史の扉を開くことが出来ました。謹んでご報告申しあげます。全株主の皆様による祈りのご協助、本当に有り難うございました。石巻工場ではこれまでのコスト等について整理したりモールドの修理等を行い、早急に次のボート製造準備に取り掛かります。

(株)海洋平和 広報部より(内容は、一部省略してご紹介しております。)

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